スロートレーニングとは
スロートレーニングとは、一回の動作を時間をかけてゆっくりと行うトレーニング方法のことです。比較的に軽い重量・軽い負荷でも、筋肉の緊張時間を長くすることで負荷を上げることができます。
スロートレーニングの方法
これといった決まりはありませんが、ネガティブ動作・ポジティブ動作、それぞれ3~5秒ほどかけて動作を行います。もちろん、それ以上でも構いません。
ウエイトは、通常のトレーニングで行う場合よりも軽いものを使用します。動作中は膝や肘を伸ばし切らずに常に負荷がかかった状態を維持しましょう。
スロートレーニングの効果
スロートレーニングは、動作をゆっくり行うので、反動を使わず正しいフォームでの動作を行いやすく、その種目に対する理解が深まります。
また、軽いウエイトでも十分な負荷をかけることができるので、あまりトレーニング環境の整ってない方や、初心者の方でも無理なく行えます。高重量を扱わないので怪我のリスクも軽減されます。
動作をゆっくり行うことで通常のトレーニングでは、十分に使われていなかった筋線維が鍛えられます。比較的に軽い重量・負荷でも筋肥大に効果があるとされています。
スロートレーニングは筋肉の緊張状態を維持することが大切なため、動作中は負荷が抜けてしまわないようにしましょう。
- 関連項目 チューブトレーニング