アナボリックとカタボリック
アナボリックとカタボリックについてです。
アナボリック(同化)
筋肉などの体の組織が新しく合成されることを同化(アナボリック)といいます。十分な栄養と適切なトレーニングが必要となります。
カタボリック(異化)
筋肉などの体の組織が分解され、壊されることを異化(カタボリック)といいます。栄養が足りていないとこの状態になってしまいます。
トレーニングや食事の話題などで、たまに「カタボる」という言葉が使われますが、このカタボリックのことです。筋肉が落ちるという意味合いで使われることが多いです。
同化と異化
筋肉を増やすためには、アナボリック(同化)がカタボリック(異化)を上回る必要があります。そのためには、筋肉の分解をできる限り防ぐ必要があります。つまり、十分に栄養を摂らなければいけません。
特に注意が必要なのが就寝中です。寝ているときは栄養を摂取できないため不足しやすいです。そのためプロテインなどで対処する必要があります。このときのプロテインはゆっくりと吸収されるものが良いです。
まとめ
「筋肉の仕組み」から順にご覧いただいた方は、以上が簡単な筋肉の説明になります。筋肉やトレーニングの知識は、日々変化していき今まで正しいとされていたことが、数年後には全く違っていたということもよくあります。大切なのは、それを自分で実際に試してみて、それらの中から正しいと思うことを自分で取捨選択することです。
一つだけ言えることは、筋肉は簡単にはつきません。結果が出るまでにはトレーニングは当然ですが、ある程度の期間も必要です。筋トレは積み重ねが大切です。長い目で見ましょう。
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