ゼロカロリー

砂糖

飲み物やデザートなどの表示で見かけることがある「ゼロカロリー」ですが、本当に0kcalなのでしょうか?0kcalならどうしてカロリーがないのでしょうか?

本当にカロリーはゼロ?

実はゼロカロリーと表示されていても厳密には「0kcal」ではないものもあります。栄養表示基準に基づく栄養成分表示では、100g(100ml)あたり5kcal未満を0kcalと表示することができます。
このような理由から、ゼロカロリーと表示されていても必ずしも0kcalであるとは限りません。また、カロリーオフの表示の場合は飲料なら100mlあたり20kcal以下、食品は100gあたり40kcal以下になります。

なぜカロリーが極端に低い?

ゼロカロリーの食品を食べてみると甘みもしっかり、普通のカロリーのある食品と大して違いがないように感じます。これはなぜなのでしょうか。

飲料やお菓子などに多く使用されている甘味料の砂糖の栄養素はほぼ炭水化物なので、1gあたり約4kcalほどのエネルギーがあります。この砂糖の代わりにエリスリトール・ステビア・アスパルテーム・スクラロースなどの甘味料を使うことで極端にカロリーを抑えることができます。
甘味料には人体に吸収されてもそのまま尿として排出されるものや、砂糖の数百倍もの甘さをもつものもあります

マメ科の多年生植物である甘草(カンゾウ)や南アメリカ原産のキク科の多年草であるステビアを使った甘味料は砂糖の約200~300倍の甘味があり、少量で強い甘みをだすことが可能ですこれらは天然に存在する甘味料です
エリスリトールは砂糖の70%程度の甘味ですが、そのまま尿として排出されるためエネルギーとなりません。アスパルテームやスクラロースなどは砂糖の数百倍の甘さがあり、多くのゼロカロリー食品に使われていますこれらの甘味料は天然に存在しない甘み成分を、人工的に合成したものです

このような人工甘味料を使用しているため、しっかりと甘みがあり普通の食品と大差がないのに驚くほどカロリーが低くなっています。

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