自重トレーニングは効果がないのか?
「自重トレーニングは効果がない!」という意見をよく耳にしますが、果たして本当なのでしょうか?ここでは自重トレーニングについて考えていきたいと思います。
自重トレーニングのメリット
まずは手軽にできることです。少しのスペースがあれば多くの種目を行うことができます。懸垂やディップスなど器具を必要とするものもありますが、数多くの種目でいろんな部位を鍛えることができます。
そして、お金がかからないこともメリットの一つです。ダンベルやバーベルなどがなくてもでき、スポーツジムなどの年会費も必要ありません。学生やお小遣い制でお金に余裕のない方でも続けることができます。
自重トレーニングのデメリット
自重トレーニングのデメリットは、自重トレーニングを否定する方の一番の理由でもある負荷の問題です。自身の体重が負荷となるため、上級者であればあるほど負荷が足りない場合が多いです。そして、自重トレーニングが効果が薄いとされる理由は、適した負荷でトレーニングを行えてないからです。
結局自重トレーニングはどうなのか?
自重トレーニングも適した負荷で行うことができれば、当然効果はあります。ディップスやチンニングであれば、専用のベルトを使えばプレートで荷重することもできます。そもそも金銭面や設置スペースなどの理由がない限り、トレーニングの種目を制限すること自体が無意味です。ウエイトトレーニングでも自重トレーニングでも、今の自分に必要と思う種目を取り入れればいいだけです。特に理由がないなら、自重トレーニングにこだわらずウエイトトレーニングも取り入れた方が効果的です。
私自身も長い期間トレーニングを続けていますが、チンニングやディップスなどの自重トレーニングは今でも行います。器具を使用して荷重していますが、これもダンベルを足に挟むなどの工夫で買わなくても行うことができます。
ただ、筋肥大を目的としてトレーニングを行っている場合は、スポーツジムなどに行くことをお勧めします。ウエイトトレーニングは当然効率的ですし、トレーニングの幅も広がるため、自重のみのトレーニングと比べるとやはり効率は良いです。
- 関連項目 自重トレーニング一覧