タニタとオムロンはどっちがお勧め?

体組成計

体組成計で有名な国内メーカーといえば、「TANITA(タニタ)」「OMRON(オムロン)」の二つがまず思い浮かびますが、どちらがおすすめなのでしょうか?2社の価格帯が近い商品を機能面から比較しています。

目次

比較した商品

今回の比較に使用した体組成計は「タニタ - BC-331」「オムロン - HBF-228T」です。いずれの10,000円弱程度の価格帯の商品です。選んだ理由は価格帯と測定できる項目が近く、どちらも比較的に評判が高かったからです。

男性の測定の結果

下記は180cmの男性の同じ条件で測った主なデータです。筋肉量と骨格筋率は比較対象にはなりませんが、参考のために一応記載しています。

  BC-331 HBF-228T
体重 67.95kg 67.8kg
体脂肪 24.1% 19.2%
内臓脂肪 9 5
筋肉量
骨格筋率
48.9kg 33.5%
体年齢 41歳 33歳
基礎代謝 1437kcal 1586kcal

以下はそれぞれの差をまとめたものです。体重は測定単位が違うため50gのずれがありますがほぼ同じ結果となりましたが、それ以外は大きく異なる結果となりました。体脂肪は約5%、基礎代謝は約150kcalほど違いがあります

上記の結果だけを見てみるとタニタよりオムロンの方が、体脂肪が少なく筋肉量が多いという結果となりました。

女性の測定結果

下記は167cmの女性の同じ条件で測った主なデータです

  BC-331 HBF-228T
体重 49.5kg 49.5kg
体脂肪 26.4% 29.3%
内臓脂肪 4.5 2
筋肉量
骨格筋率
34.4kg 27.9%
基礎代謝 1028kcal 1121kcal

男性の場合は、タニタよりオムロンの方が、体脂肪が少なく表示されましたが、女性の場合は反対にタニタよりオムロンの方が多く表示されました

どっちがおすすめ

タニタの特徴としては、安価なものから高性能なものまで幅広く取り扱い、商品ラインナップが充実していて日本製の商品も多く品質も高いです。ちなみに今所持しているTF-201という体組成計は、発売から20年近くたった現在でも全く壊れることなく正常に動いています

オムロンの特徴としては、安価で比較的にコストパフォーマンスの高い商品が多く、シンプルな体重計から両手両足測定の高性能なものまで取り扱っています。両手両足計測の高い物でも20,000円程度と非常にコストパフォーマンスの高い商品が多いです

まとめ

上記の結果を見てもわかるように、市販の体組成計は体重以外の数値にはブレがあることが多いです。それどころか、1,000,000円、2,000,000円するような体組成計でも結構バラツキがあるため、体脂肪や筋肉量などを正確な数値を知ることは難しいです。
そのため、ある程度そういうものだと割り切って、デザインや機能などで選んでもいいと思います。タニタやオムロンなど有名なメーカーは、万が一の時に問い合わせやサポート面などから考えても安心できそうです。

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