分割法とは

分割法とは、筋肉を部位ごとに分割して、 トレーニングを行う方法です。分割法のやり方やメリット・デメリットについて記載しています。

一番簡単な例でいうと、上半身と下半身の2分割です。
1日目は上半身のトレーニングを行います。
2日目は下半身のトレーニングを行います。
3日目は、休息してまた最初に戻ります。(休息は回復の程度により異なります。)

このように、トレーニング部位以外を休ませることで効率よくトレーニングが行えます。

分割法のやり方はそれぞれで、1週間単位で曜日ごとに考えている方もいれば、4分割したものを曜日は関係なく、ひたすら繰り返す方などさまざまです。ジムに通っていて定休日がある場合や特定の曜日にトレーニングができない場合などは、曜日ごとに行うのがいいと思います。

分割法のメリット

部位を限定して行うので、1回あたりのトレーニング時間も短縮され、集中して取り組むことが出来ます

トレーニングする部位を分割することにより、トレーニングしているグループ以外は休息していることになるので、上手にメニューを組むことで効率よく休息をとることが可能です。

分割法の注意点

分割法を行う場合には、そのトレーニングが「筋肉のどの部位に効果があるのか」と、部位ごとの回復速度の違いを理解しておかなくてはなりません。
筋肉は大きい筋肉ほど回復が遅く、小さい筋肉ほど回復が早いです。その点を意識して、プログラムを組むことで、より効率的なトレーニングが可能です

また、対象の部位にうまく効かせることが難しい方は、細かく分割しすぎると次のトレーニングまでに間が空きすぎる可能性もあるので注意が必要です

まとめ

分割法は、トレーニングする部位を回してそれ以外の部位を休ませることで効率よくトレーニングが行えますが、対象の部位は週1、多くて2回程度になります。そのため、次のトレーニングまで日数が空くことも多く、初心者の方は対象部位に十分に負荷を乗せることが難しいため、初めのうちは大きい筋肉を優先して全身バランスよくトレーニングすることをおすすめします。

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